ペルソナはプロダクト作りにおいてとても大事。
最近、ペルソナの重要性がとても実感湧いたので、この機会に書いてみました。
ペルソナに価値を感じたきっかけ
現在自社サービスを開発しているのですが、既に知人に声をかけて手伝ってもらっています。自分は開発していると細かいところを気になってしまってProduct Ownerとしてやるべきことがおろそかになりがちなので、自社サービスではUIに関わる部分のみで、実装は他メンバーにお願いするやり方をしています。
人に開発を依頼をするとなると、支払いコストがかかるため、適当な依頼をしたくありません。しかし、企画をしていると色々な機能が欲しくなってきます。UIも考えているとどんどんアイデアが膨らんできます。
また、TOPページのキャッチコピーや特徴を書き出す時に、伝えるべき文言がわからなくなっていました。
理由は、シンプルに、どういったユーザーを想定するのかが曖昧だったためです。
ペルソナを行っていないため、どういうユーザーを想定するかが曖昧でした。そのため、ささるコピーライティングも難しく、どうも納得感いかないという状況でした。
ペルソナはチームプロジェクトにおいてはとても重要
なぜなら、例えば一口にエンジニアといっても、ハードウェアエンジニアとソフトウェアエンジニアでは関心ごとが異なり、またソフトウェアエンジニアでもwebエンジニアとアプリエンジニアでも関心ごとが異なります。
どこまでをターゲットにするか次第でもありますが、どういったユーザーがいるかを整理しておかないと、別のペルソナをイメージして議論してしまうこともありえるのです。
その状態で議論しても、提案するアイデアが誰に価値があるのかが伝わらないということになり、せっかくディスカッションしているのにアイデアが刺さらない、プロダクトオーナーが求めているペルソナに対するアイデアではないことが増える、といった問題がでてきます。
ペルソナ作らないとターゲットの具体像がチーム内で揃わないこともある。教えてもらった事例で。ターゲットセグメント情報が同じ2名、果たして同じプロダクトの顧客になりえる?
— Shunsuke Kawai (@SHUN_macher) 2019年4月5日
イギリス・ロンドン在住
69歳・妻と2人の子供有り
富裕層(総資産10億円以上)
チャールズ皇太子とオジー・オズボーン pic.twitter.com/06KBgzt2n2
一人でつくるのではなく、チームで行うのであればペルソナはつくっておくべき。
ペルソナをつくるためにも試行錯誤がいると思うので、最初は自分一人でつくるデザインやコーディングの段階ではペルソナは作らなくて良いと思います。
ただ、それを人に伝え、デザインやソフトウェアの開発を手伝ってもらう段階になれば、ペルソナはできていないと逆に開発に時間がかかります。
つくったけど、納得感のいかないものになりやすいです。(というか自分がそうなりました。)
ペルソナがあると議論も洗練されますので、面倒臭がらずにつくった方が良いです。