同時に複数のプロジェクトに取り組むためのノウハウ
フリーランスエンジニアのtaiyopです。
今回は、一人で複数案件を受託しているときや、複数のプロジェクトの開発に関わっているときに行なっている方法を共有します。
複数案件に関わっているときに生じる問題は何か?
切り替えが多くなる程、タスク切り替え時に生じるスイッチングコストが高くなることです。
案件の規模にもよりますが、多くは案件ごとにいつも開くページがあると思います。 何も考えずにタスク切り替えを行っていると、開くページの切り替え作業や稼働時間/休憩時間のメモ、前回の続きの思い出し作業に時間を取られてしまい、切り替えコストがそれなりに高くなります。
Chromeユーザーを使う
まず一つが、プロジェクトごとにChromeユーザー機能を使うことをオススメしています。
例えばAWSの複数プロジェクトでアカウント利用しているときに、ログインアカウントを都度切り替える必要があります。chromeユーザーはユーザーごとにセッションを管理してくれるため、タスクを切り替えるたびにログアウトをしなくてもすむようになります。
OneTabを使う
OneTabとは、Chromeブラウザの拡張機能で、今開いているタブを一撃で圧縮してくれるツールになります。
先程のChromeユーザー機能と組み合わせることで、力強いパワーを発揮します。
Chromeユーザーでプロジェクトを分け、開いているページはOneTabでまとめて管理する。
これだけで、タスク切り替えが何度発生しても即座に続きから行うことができます。
時間管理ツールでお手軽に作業切り替え
準委任契約で稼働している場合、タスク切り替えが発生したときの時間管理はけっこうな手間を強いられます。
自分はTimeCrowdというツールを現在使っていますが、個人で使う分には無料で利用できますのでオススメです。iOSアプリもあります。
基本はTimeCrowdで時間管理をして、開始時間/終了時間/休憩時間/稼働時間はspreadsheetやexcelに後でまとめて記載するという方法をとっています。
仕事終わりに次のやることをメモ
こちらは次の作業開始が一晩以上開くときに使いますが、仕事終わりに次やることを書いておくと、続きから開始する速度が上がります。
自分はMacのデフォルトのメモ帳で行なっていますが、フォルダ改装機能もスクショ機能もあるので、必要十分です。
まとめ
ノウハウの数はたったこれだけですが、脳の記憶容量を空けておくことが出来るので、目の前に作業に集中しやすくなります。
ぜひ一度お試しください。
P.S.
2019年5月7日に無料のフリーランスエンジニア互助会を立ち上げました。
一人で何かに悩んだときに相談する相手がいることや、定期的に知見共有することは個人の生産性を高める上でも重要だと思います。そういった横のつながりが作れる場にしたいと思いコミュニティをつくりました。
ご興味持っていただいた方はぜひ参加してみてもらえると嬉しいです。