2016年の活動報告書 〜調査・見聞の年〜
本日で2016年も最後になりましたが、私も残り4ヶ月で28歳が終わり、29歳になります。
今年の3月から独立して個人事業主を始めたので、これで独立して9ヶ月間たったわけですが、果たしてこの期間、価値ある活動が出来たのだろうかと気になってきました。そこで今年最後に今年の活動を振り返り、来年の糧にしようと思います。
今年行った活動は以下の項目です。
- システム開発受注・Webサイト作成・運用補助等
- Maker Faire Tokyoでの出展サポートアルバイト
- アメリカ(サンフランシスコを中心としたアメリカ西海岸)視察
- インドネシア視察
- 中国(深セン)視察
- 全国Fab施設巡り
- 東京でものづくりトレーニング
- 自分用の工房づくり(Akinai One工房)
- FabLab near Kobe 活動
システム開発受注・Webサイト作成・運用補助等
縁ありまして、ほぼ単発レベルで数件だけ受注しておりました。もっと行える予定だったんですが、他のことが予想以上に忙しくて全然動けませんでした。些細なお手伝いしかできなかったことが申し訳なかったのですが、事業も中の人たちも皆尊敬出来たので、是非とも今後も伸び続けて欲しいと思いますし、来年以降もお仕事関係なく微力ながら応援しようと思っています。
Maker Faire Tokyoでの出展サポートアルバイト
1日だけですが、縁あってお手伝いしておりました。大学院のときの共同研究先です。仕組みもわかるため、説明などやアピールポイントも簡単に伝えられました。
アメリカ(サンフランシスコを中心としたアメリカ西海岸)視察
一番ローコストで情報収集ができる機会は今しかないと思い、行きました。ご紹介により、色々な方とお会いでき、家賃や待遇、スタートアップでの働き方やコミュニティについてもかなり情報収集できました。英語力がもっとあれば、もっと価値ある視察にできたのですが、そこが悔やまれます。
インドネシア視察
こちらも縁があり、かなり色々な方とお会いすることができました。今までいったことのある国の中ではかなり独特で、何かしら仕事に繋げる際には文化的な国民性をかなり意識する必要があるなという印象でした。日本のスタートアップ企業の訪問もさせていただいて、だいぶ現地に詳しくなりました。イスラム教についてもイスラム大国インドネシアで学べたのも非常に良かったです。
中国(深セン)視察
ニコ技深セン観察会というすばらしいツアーがあったので、それに参加して視察してきました。今後ものづくりに関わるには切っても切れない場所と思います。そんな中で現地に住む日本人の方々や様々な会社や工場、Fab施設の訪問などで得られた知識やつながりは今後の活動に大きく影響していきそうです。
全国Fab施設巡り
FabLab near Kobe実現及び、Fab事業新規参入のために20ヶ所以上のFab施設を巡りました。施設ごとに特徴やコンセプトがあり、色々な方とお会いできたことで今後より価値のある活動ができそうです。来年もまた遊びに行ったり、まだ訪問していない所にも行く予定です。
東京でものづくりトレーニング
今年の8月に1ヶ月間、アナログファブやデジタルファブのトレーニングをしていました。MakersBaseさんとSony Creative Loungeさんの所に足を運びまくりました。この分野が自分にとって知識0の分野だった分、非常に苦労しましたがかなりたくさんのことが学べました。ものづくりに関わる上で実体験は欠かせないものですし、そういった意味では欠かせない活動だったかと思います。
自分用の工房づくり(Akinai One工房)
以外とこれが遅々として進まず、12月になってようやく整ってきました。あとはオシャレ間をつければ完成です。人も呼べると思います。来年はここでひたすら何かをつくりまくっている気がします。
FabLab near Kobe 活動
日本全国、Fab施設もFabコミュニティもかなりできてきましたが、8年間も住んだ神戸では私が退職して独立した今年も出来ていませんでした。そんな中で少しでも波風を立たせ、神戸でもものづくりを楽しめる環境をつくるために、FabLab near Kobeの実現を掲げて活動をしてきました。実際動き始めてみるとかなり壁が高いようでしたが、コミュ二ティ自体は出来てきていて、盛り上がる準備も整いつつある気がします。まだまだ企画も右往左往し、私もそろそろ本格的に収益活動を始める必要があるため、来年は今年ほど動けませんが、隙間時間を見つけて出来ることを地道に行いながら、楽しむことを大事にして活動していこうと思います。
来年すること
今年は準備のための一年でしたが、ソフトウェアの枠を超えた事業を行うためにも1年は準備しなければならないと踏んでいたので、そう考えれば十分想定内の活動ができたという印象です。0 → 1 の準備活動はあらかた終わった気がします。
そんなわけで来年は家にこもってソフトウェアの開発を中心とする予定です。システム開発の受注や自社サービスの開発を行いながら、Fab関係の活動をしていきます。
オマケ
今の自分の技能を、簡単に整理してみました。来年はどう変わるか・・・。
- 英語
日常会話レベル。旅行に一人でいけるが、訊ねた時などにあいまいな理解しかできない時がちょいちょいでてくる。 - プログラミング
Ruby、RoRを使ったWEB開発なら大体は出来る。AWSなどのインフラまわりも経験済み。アプリ開発はAndroid、iOS共に勉強しながらで最低限の機能の開発は行えるレベル。 - 3Dモデリング
Fusion360 入門レベル。本1冊読むくらいの最低限の勉強は出来た。キーワードはだいたい抑えたのでシンプルなものなら調べながら十分取り組めるレベル。複雑な工業系等のモデリングは無理。来年も要勉強。 - ゲーム開発
Unity 入門レベル。本1冊読むくらいの最低限の勉強は出来た。モデルデータをつくったり配置したり、表示のためのことは出来るレベル。来年も要勉強。 - 3Dプリンター
パーツを買って自作は出来るレベル。注意点も基本は経験・勉強済み。基盤書き込みはまだしていない。 - 電子工作
情報学部での大学での電子回路の知識あり。電力や電圧、電流を普段から意識できるレベル。ArduinoやRaspberry piの設定や書き込み経験があるぐらいで、何かをつくってみた開発経験はまだまだ不十分。 - レーザーカッター
データの作成から読み込み・実行まで、問題が起きないように色々と注意しながら利用できるレベル。Fab施設での利用経験あり。一般的なレーザーカッターの構造は把握済みで、レーザーの安全規格とクラス分類についてもある程度勉強ずみ。 - CNC
利用したこともあるが、まだまだ知識的にも経験的にも不十分。安全性に関する勉強も今後さらにする必要あり。 - デザイン
illustrator, photoshopなど簡単な加工レベルなら使いこなせるレベル。デザイン経験が十分にあるわけではないので、あまり提案は出来ない。 - その他ものづくり(Fab)
器具についての基礎知識はだいたいある。木工はある程度経験積み。でも一人だとまだ不安。鉄鋼・溶接は知識も実体験も必要不十分。彫金は実体験込みで基礎は把握。一人でも利用出来る。 - その他IT関連
人に聞かれたらだいたいの分野で答えれるし、調べればだいたいが説明できるレベル。網羅的に情報収集しているので、自分なりの視点での意見込みで回答が出来る。